オーステンパーの定義(Jisハンドブック)
Ac3点又はAc1点以上の適当な温度に加熱して、安定なオーステナイト組織としたものを変態を阻止してそのままフェライト及びパーライト生成温度以下、マルテンサイト生成温度以上の適当な温度範囲に保持した冷却剤中に急冷し、その温度でベイナイトに変態させた後、室温まで適当に冷却する操作。
 
ひずみの発生及び焼割れを防止すると共に強靭性を与える。
引張り強さ、伸びの優れた機械的性質を持ち、じん性と耐磨耗性に優れ
  熱処理ひずみが少ない処理が可能。
ADI材料のオーステンパー処理により、軽量化、耐磨耗、耐衝撃、低騒音等の
  多くの機能上のメリットがある。


当社には20年に及ぶオーステンパー処理の実績とノウハウがあります!
連続炉とピット炉により300t/月の処理能力があり、
焼き入れ焼き戻し処理では不可能な、機械的性質を得ることができます。



 
   
■ADI(オーステナイト・ベイナイト型球状黒鉛鋳鉄の性質)
材 料
記 号
耐 力
N/mm2
引張強さ
N/mm2
伸 び
硬 さ
HB
疲れ強さ
N/mm2
弾性係数
GPa
上部
 ベイナイト
>600 >900 >10 269〜321 360〜400 162〜167
下部
 ベイナイト
>900 >1300 >2 352〜429 250〜340 162〜167

■別鋳込み供試材の機械的性質
記 号 引張強さ
N/mm2
耐 力
N/mm2
伸 び
硬 さ
HB
FCAD  900-4 900以上 600以上 4 250〜350
FCAD  900-8 900以上 600以上 8以上 250〜350
FCAD 1000-5 1000以上 700以上 5以上 300〜380
FCAD 1200-2 1200以上 900以上 2以上 341以上
FCAD 1400-1 1400以上 1100以上 1以上 401以上

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